老後に不安を抱えている人はたくさんいます。
少し古いですが、2014年にエン・ジャパンがとった老後に関するアンケートでは、【老後に不安がある】と回答した人がなんと96%。20代でも95%が老後に不安を抱えているということで、もはや老後に不安がない人はハブられる勢いでみんな老後が不安です。

出典:https://mid-tenshoku.com/enquete/report-107/
現在の日本における老後の保障が不十分であることは国民ほぼ全員の共通認識ということですね(^^;
老後と一口に言っても、その状況は家族構成や国の保証状況によぅて様々考えられますが、この記事では独身男性がそのまま老後に突入したらどうなるのか?どのような対策が必要になるのか?について検討してきます。
老後の必要資金は?
老後の資金を計算してみる
独身男性が一人で老後の生活に突入したら、果たしてどれくらいの資金が必要なのでしょうか?現状の高齢者独身世帯がどれくらいお金を使っているのか見てみましょう。
総務省統計局の平成28年家計調査によると、60歳以上の独身男性の月の支出の平均は14万2,099円となっています。65歳以上に絞ると、13万7,523円。

出典:総務省統計局・家計調査(http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001183265)
だいたい月14万かかる計算ですね。
なので、後は【老後何年生きるか?】さえわかれば、老後に必要な最低限の資金が出せるわけです。ただし、現状で【老後何年生きるか】なんてわかるわけないので、ひとまず平均寿命生きる見立てで計算してみましょう。
まずは、平均寿命を見てみましょう。

出典:内閣府・平成29年高齢社会白書
こちらは内閣府が出している平均寿命の推移に関するデータです。
平均寿命は年々伸びていますので、自分が高齢者になったときの平均寿命をもとに計算をする必要があります。今この記事を読んでいる方は、おそらく30年後には高齢者の仲間入りを果たす方が大半だと思うので、ひとまず30年後の平均寿命を採用して計算してみることにしましょう。
厳密に言えば33年後ですが、2050年の84歳を基準に考えてみます。
すると、最低限の日常生活に必要な資金の合計額はこうなります。
14万円×12か月×24年(61歳~84歳)=4,032万円
4,032万円の貯蓄が仮に現役引退時点であれば、平均寿命まで生活を維持することができます。ただし、途中で大きな病気をしたり、介護が必要になったりすると、もっとお金がかかる可能性はありますね。特に動けなくなったりすると介護費がかさみそうですね。毎日ヘルパーさんに来てもらう費用とか結構いきそうです。
そもそも、最低限の生活を平均寿命まで送るだけでも結構お金がかかるんですね!
4,032万貯金するって相当のような気がします。
気がしますとか言ってないで、月どれくらいためておけばいいのか計算してみますね。
今30歳の人なら、引退まで30年ありますから、
4,032万÷(30×12)=112,000円
11万2000円毎月貯金できていれば、老後の生活すべてを貯金からねん出することができます。
こんなに大きいんですね。11万2000円も毎月貯められる30代ってどんな人って感じでしょうか(^^;
ついでなので40歳、50歳についても計算をしてみましょう。
・40歳
4,032万÷(20×12)=168,000円
・50歳
4,032万÷(10×12)=336,000円
いやあ、見たくもない金額が出てきましたね。
【4,032万÷(60-自分の年齢)】で自分の老後の必要資金が出せますで、ぜひやってみてください。
年金はどうなる?
老後の資金をすべて年金で賄うとなると大変なことになることがわかりました。
しかし、高齢者は自分の貯蓄のみで生活をしているわけではありません。年金をもらっています。(年金を払っていた人は、ですが。)
年金がどれくらいもらえるかは、今後年金制度がどうなっていくのかにもよるのですが、現状で見てみると、年収の平均が400万の人で13.4万円といわれています。(年金に就職から引退までずっと加入し続けていた場合。)
年収の平均とは、現役時代のすべての年金の平均になるのでご注意ください。
まだ若い方はこれから収入が上がっていけばその分平均も上がっていきますし、引退間際の方はその金額よりもだいぶ下がった金額が基準とされることとなります。
しかし、13.4万円もらえればラクですね♪
月の生活費を14万とすると、赤字にはなりますが、その金額実に6,000円。
老後全体でも必要資金は6,000円×24年×12か月=172万8,000円!
ただし、現在年金の受給開始年齢が65歳になっているので、5年間は自力で生活しなければなりません。その間の必要資金は14万×5年×12か月=840万円。
なので、1000万の貯蓄があれば、老後最低限の生活はできそうです。ただし、実際には、医療費・介護費がかさむ可能性もあるので、(独り身の場合、当然子供がいませんから、介護費などは相当かさむことも予想されます。)その分の貯蓄しておく必要はありますね。
退職金が1000万なら、将来を見据えるとそのお金がすべてキープ、という判断になりそうですね(^^;
そもそも退職金が期待できない人だってたくさんいるはずです。年金制度についてはひとまずこのまま持ってくれると想定して、(この点もだいぶ怪しいですが…)貯蓄シミュレーションをしてみましょう。
介護費、医療費等不測の事態も想定して、1,500万円の資金を確保する前提で考えてみます。
計算は先ほどの4,032万の部分に1,500万を当てはめるだけですね。一気にやってみます。
・30歳
1,500万÷(30×12)=41,666円
・40歳
1,500万÷(20×12)=62,500円
・50歳
1,500万÷(10×12)=125,000円
それでも意外と…な金額になりますね(^^;
ただこの金額であれば、何とか貯金して行ける人も結構いるのではないでしょうか?
ただ決して侮れない金額なので、今からコツコツ貯蓄していくことが重要ですね。
【貯蓄なんて不自由は嫌だ!】な方へ

この記事を書いていて私自身が感じたことなのですが、毎月決まった金額を必ず貯蓄とか、ちょっとやる気が起きません。(笑)
あと、そもそも年金をあまりもらえない予定の方はやばい状況ですよね。4,032万コースはやばいです。
なので、貯金に頼らず老後の生活を送る道をちょっと模索したいと思います。
今現役の方が老後の対策についてどう考えているのか、データがありました。冒頭でも引用した、エン・ジャパンのアンケートです。

出典:https://mid-tenshoku.com/enquete/report-107/
こちらは自分の老後のために対策をしているか?というアンケートですが、なんとしている人が半数以上の55%。エン・ジャパンのアンケートなので、いわゆる「意識高い系」の回答者が多くいる可能性が高いですが、それでもすごい数字ですね。みんな意識高い。
20代でも4割の人が老後の対策をしているようです(^^;

出典:https://mid-tenshoku.com/enquete/report-107/
次にコチラ、具体的な取り組みについて。
やはり圧倒的に多いのは貯金ですね。
それ以外の項目を見てみると、まず、一つ問題を見つけてしまったのですが、【年金額の確認】という項目が入っています。これは対策といえるのか?言えなくはないですが、数分~数十分で終わる作業ですね(^^;これだけやった人も含めて55%ということで理解しておきましょう。(笑)
そして、意外に多いのが、【副業を持つ】。
50代にいたっては35%くらいの人が副業に挑戦していますね。なぜか50代だけ突出しています。しかし、全体でも2割を超えていて意外とやっている人がいる印象ですね。かなり意外です。
株の運用は2割弱、なんと副業に負けています。確かに副業は元手のいらないものもあるので、株よりもとっつきやすいかもしれません。皆さん副業でどれくらい稼いでいるのか気になります。
この点に関してもデータがありました。

スパークアセットマネジメント調べ(平成27年)
スパーク・アセット・マネジメント(https://www.sparx.co.jp/)という調査会社が調査したデータです。
これによれば、副業で稼いでいる人の平均金額は3万5000円!
結構稼いでますね~!5万以上稼いでいる人も17.2%もいます。もしかしたらあなたの同僚も結構稼いでいたりして?
10万以上稼いでいる人も11.4%いて、副業組の10人に一人は年収に100万以上上乗せしている計算になります。かく言う私もブログアフィリエイトで月15万以上の収益を得ていますので、このグラフで行くとかなり上の方に行ってしまいますね。副業でも、桁違いで稼いでいる人もたくさんいるのですが…
今後はもっと副業プレイヤーは増えてくるでしょうね。
私のほうでも、副業で年収に100万以上上乗せするノウハウを提供していますので、興味のある方はぜひゲットしてみてください。
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