ども!やまてつです。
FXの勉強を初めて一週間くらい経ちますが、勉強って大変ですね!
何が大変って、勉強していても1円も稼げない!(笑)
日増しにプレッシャーが高まってきましたよ…アフィリの作業とかやりたくなってきます。
さて、それはそうと本日も本題のほうを進めていきます。
今回は、主要国通貨の特徴についてということで、アメリカドル、ユーロ、イギリスポンド、スイスフラン、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、カナダドル、南アフリカランド、香港ドル、シンガポールドルの10通貨について特徴をご紹介していきます。

目次
アメリカドル(USD)
特徴
言わずと知れた、世界の基軸通貨ですね。
取引量、情報量ともに最も多く、為替取引の90%が米ドルに関連したものだといわれています。
米ドルの値動きは米国の経済や金融の変動要因となるだけでなく、他国の通貨の値動きにも多大な影響を及ぼします。
米国は膨大な軍事費に支えられた圧倒的な軍事力を持つ国であるため、戦争など、大きな国際情勢の変化があった際に、米ドルと多く買われる傾向があります。
この傾向を「有事の米ドル買い」と呼びます。
取引の際のポイント
ドル/円の取引は、多くの為替情報が得やすい事や流動性が高いことなどから、突発的な事件が起きても比較的安定しているため、取引がしやすい通貨ペアと言えます。
日本の経済指標や要人発言よりも、米国債殿経済指標や要人発言に大きく左右される傾向があります。

ユーロ(EUR)
特徴
2002年1月より、ヨーロッパのEU加盟国内で流通している通貨です。
2015年1月時点で19か国が導入しています。
ドイツ、イタリア、フランス、スペインの4か国で流通量全体の8割を占め、なかでもドイツが中心的な地位を確立しています。
2001年9月の米国同時多発テロ以降、決済通貨や準備通貨としての地位が向上し、米ドルに次いで「第二の基軸通貨」と呼ばれるようになりました。
各国の中央銀行などが外貨準備のユーロの比率を増加させるなど、ドルからユーロに移行する傾向が高まっている。

取引の際のポイント
ユーロ/ドルは為替市場において最も取引量の多い通貨ペアです。
ユーロ圏の金融政策はECB(欧州中央銀行)によって管理されていますが、加盟国によって経済規模やインフレ状況などが異なるため、全体的な経済状況がつかみにくいという特徴があります。
ユーロ圏の中心的な地位を占めているドイツの経済指標に反応しやすく、ECB総裁や各中央銀行総裁などの要人発言にも注意する必要があります。
2010年欧州ソブリン危機、ギリシャの債務隠し等、統一通貨であるが故の不安要素もあります。
イギリスポンド
特徴
正式名称はスターリング・ポンド。
第二次世界大戦直後までは、米ドルと並び世界の記事つ通貨としての地位を誇っていましたが、近年はユーロが台頭し、欧州でも重要度が大きく低下しました。
とは言え、米ドル、ユーロ、円に次ぐ世界第4位の通貨として活発に取引はされています。
イギリスは北海油田を持つ産油国であるため、原油価格の上昇に強いという特徴を持っています。
しかし、他の通貨に比べてボラティリティが高く、値動きが激しいため、取引をする際は要注意です。
なお、イギリスは2016年6月にEUから離脱しました。
取引の際のポイント
ポンドを左右する経済指標は多数ありますが、その中でも影響が大きいのは、英中銀(BOE=イングランド銀行)内の金融政策員会(MPC)の動向です。
委員会の議論は議事録として公表され、その内容は次の金融政策の方向性を探る手掛かりとなることから、議事録が公開されるタイミングでポンドが強く反応することが多くなっています。
スイスフラン
特徴
永世中立国で、20世紀の二つの世界大戦でも武装中立を保って来たことから、非常時の通貨の避難場所としてその存在価値を示してきた通貨。
2009月の米国同時多発テロ以降、避難先通貨としてスイスフランが買われることが多くなり、米ドルに代わって「有事のスイスフラン買い」ともいわれています。
スイスはEU加盟国ではありませんが、経済的には輸出入の半分以上をEU諸国が占めており、各国と二国間協定を結ぶことで貿易の自由化がなされています。
取引の際のポイント
スイスフランは先進国の中では、日本同様長期間政策金利が低いため、キャリートレード(長期保有をして金利を稼ぐトレード手法)の対象として取引されることが多くなっています。
また、安全資産であるとの見方から、金と連動して動く傾向もあります。
時々スイス中銀(SNB)による介入がある場合があるので、SNBの情報には注意しておく必要があります。
ドル/スイスフランはドル/円とよく似た動きをし、長期トレンドが出やすい傾向にあります。

オーストラリアドル
特徴
比較的に金利が高く、個人投資家に人気がある通貨です。
金、鉄鉱石などの資源を豊富い算出することから、資源国通貨と呼ばれています。
農産物や酪農品の輸出国でもあることから、商品価格の変動のみならず、干ばつや家畜の疫病の発生なども為替相場に影響を与えます。
アジア太平洋地域と経済的な関係が非常に強いこともあり、中国、ASEAN(東南アジア諸国連合)各国の経済成長を背景に、比較的高い成長率を維持しています。
取引の際のポイント
オーストラリアドル建ての金融商品は世界的にも人気が高く、日本向けの金融機関が発行する豪ドル建て債券を巡っても、豪ドル/円に動きが生じることがあります。
高金利通貨である豪ドルは、豪金融政策の影響を強く受けることから、オーストラリア準備銀行(RBA)関係者の発言などに注意しておく必要があります。
ニュージーランドドル
特徴
隣国のオーストラリアが最大の貿易国で、為替相場も豪ドルと連動することが多いです。
農業、酪農が盛んで、天然ガスなどの資源も多少産出するが、貿易をけん引するほどの規模ではありません。
資源国であるオーストラリアやカナダとは異なるものの、トレーダーの中では資源国通貨として扱われています。
取引の際のポイント
金利が高く、世界中の個人投資家に人気があります。
ニュージーランドのウェリントン市場は、世界の為替事情で一日の最初に始まる市場であり、NY市場の引けの後なので、市場参加者が少なく流動性に乏しいですが、相場は変動しやすいという特徴があります。
NZドル/円は、要人発言のほか、GDP、雇用統計や小売売買高などの経済指標が材料視され、中国の経済指標の影響を受けることもあります。
カナダドル
特徴
カナダは金、原油、石炭、ウランなどの豊富な資源に恵まれているため、カナダドルは豪ドル、NZドルなどと同様の資源国通貨として取り扱われています。
隣接するアメリカとの経済的な結びつきが非常に強く、貿易において輸出、輸入ともに最大の相手国になっていて、資源国通貨の中では安定性の強い通貨です。
取引の際のポイント
商品価格の変動やアメリカの経済状況の影響を受けやすいという特徴があります。
また、毎月月末に原油の決済があるため、その際には米ドル売り・カナダドル買いになりやすいです。

南アフリカランド(ZAR)
特徴
鉱物資源が豊かで、特にダイヤモンド・金に関しては世界有数の産出国です。
政策金利が高く、高金利通貨と呼ばれています。また、資源国通貨でもあります。
高い経済成長を誇るりますが、その分インフレ率も高いという特徴もあります。
一時ランド高になったことから、輸出に悪影響を及ぼし、経済終始が慢性的な赤字体質になっています。
取引の際のポイント
ランド/円は高金利通貨であることから、スワップポイント狙いの個人投資家に人気があります。
市場に流動性が低いので、下落相場の場合、下げ幅が大きく拡大することもあるが、1ランド=10円前後と、ランド自体の価格が低めなので資金管理は比較的簡単です。
金などの商品価格の影響を受けやすく、また、治安が良くないため、政治的なリスクがある点にも要注意です。
香港ドル(HKD)
特徴
1997年の、統治権のイギリスから中国への返還後、中国人民元と同じように米ドルに対して一定の範囲内に収まる管理がなされています。
金利がアメリカドルよりも高い傾向にあり、米ドルのリスク回避として買われる傾向にあります。
中国の金融政策も含め、注目度の高い通貨です。
取引の際のポイント
香港ドルは中国の経済と深い関係があることから、人民元を巡る思惑に対して敏感に反応するという側面を持っています。
また、中国株は香港ドルで買われるため、中国株の取引きが活発になれば海外投資家からの資金流入が見込まれる。

シンガポールドル(SGD)
特徴
昔から英国など欧州諸国とインド、中国を結ぶ貿易の拠点として重要視されていた国です。
1人当たりのGDPは欧州主要国とほぼ同水準です。
為替相場には通貨バスケット制度を採用しています。
通貨バスケット制度とは、複数の通貨を組み合わせて作られた通貨単位で、変動幅が一定の枠内に収まるように、通貨担当当局が運営する固定相場制度です。変動幅が安定するという特徴があります。
取引の際のポイント
シンガポールには独立した中央銀行がなく、政府の一機関であるシンガポール金融管理局(MAS)が紙幣を発行し、通貨、金融政策を司っています。
政策金利がなく、外国為替相場を金融政策の手段としているのも特徴です。
シンガポールは人口の75%が華僑であるため、人民元の動向に影響を受けやすいです。
以上、今回は主要国通貨10通貨についてまとめて来ました。
長文お疲れ様でした。
次回は、損益の計算や注文方法についてまとめて行きます。
次回もお楽しみに!

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